今日の産経新聞によると、韓国では鳥インフルエンザの影響で、鶏肉の売り上げが75パーセントも落ち込んでいるそうです。これは完全に、パニック状態ですね。

日本でも以前、BSEパニックに陥りましたが、75パーセントの落ち込みってのは尋常じゃないですわ。インフルエンザウイルスは加熱処理を加えれば死ぬといわれていますが、そうした情報だけではやはり不安なのでしょう。消費者心理として、当然かもしれません。

日本でも最近、アメリカ産の牛からBSE感染が見つかったということで話題になっています。しかし、国産牛で一度経験したせいか、今回は皆、冷静に対応しているようです。むしろ、アメリカ産の牛肉が輸入できなくなったことで起こる品不足のほうが、問題として取り上げられています。吉野家で牛丼が食えないことが問題になってますからねぇ。

アメリカ政府は日本側が全頭検査を求めていることを、「過剰な反応」として切り捨てていますが、韓国の鳥インフルエンザパニックを見ると、それほど過剰な反応ではない気もします。少なくとも、アメリカが思っている以上に「食の安全」は我々にとって重要な価値であるようです。そこを認識しないと、輸入再開はなかなか難しいでしょうね。

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