携帯市場
2004年2月4日http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000037-mai-bus_all
<携帯電話>初めて5億台を突破 03年世界販売台数
昨年の全世界の携帯電話販売台数が前年比23.3%増の5億3340万台に達し、初めて5億台を超えたことが、情報技術(IT)関連の米調査会社、IDCの調べで分かった。巨大市場の中国を含むアジアや東欧など、新興市場の新規需要が高まったことや、欧米市場で買い替えが進んだことが追い風となった。
メーカー別の市場占有率(シェア)は、フィンランドのノキアが33.6%と首位を維持したが前年の35.0%から縮小。2位の米モトローラ(14.1%)、3位の韓国サムスン電子(9.9%)もシェアを落とした。
一方、5位の韓国LG電子は前年の3.8%から5.2%に躍進。ソニー・エリクソン・モバイル・コミュニケーションズも上位に肉薄する勢いを示し、メーカー間のシェア争いが激化した。
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携帯市場は非常に大きくなっていて、今後も拡大していくでしょう。にも関わらず、日本のメーカーは世界市場で大きく出遅れていて、シェアで言えばノキアやモトローラの足元にも及びません。家電製品で世界市場を席巻する力を持つ日本のメーカーが、なぜ携帯では出遅れているのでしょう?
実は、日本で使われている携帯電話は日本独自の規格が使われおり、世界規格とは異なります。そのため、輸出用の携帯を作る場合、日本のものとはまったく違ったものを作らなければならないのです。いわゆる二重投資になってしまうため、輸出にはほとんど目が向けられていませんでした。実際、国内だけでも大きな売り上げを確保することもできましたしね。
ところが、日本の携帯市場は徐々に縮小しています。今後は日本メーカーも世界市場に挑戦せざるを得なくなるでしょう。そして、いわゆる「第3世代」携帯電話では世界規格が使われており、二重投資を回避できるようになりました。
技術力では日本のメーカーが大きく劣ることはないでしょう。世界市場に目を向けた日本メーカーが今後どの程度巻き返せるのか、注目していきたいですね。
<携帯電話>初めて5億台を突破 03年世界販売台数
昨年の全世界の携帯電話販売台数が前年比23.3%増の5億3340万台に達し、初めて5億台を超えたことが、情報技術(IT)関連の米調査会社、IDCの調べで分かった。巨大市場の中国を含むアジアや東欧など、新興市場の新規需要が高まったことや、欧米市場で買い替えが進んだことが追い風となった。
メーカー別の市場占有率(シェア)は、フィンランドのノキアが33.6%と首位を維持したが前年の35.0%から縮小。2位の米モトローラ(14.1%)、3位の韓国サムスン電子(9.9%)もシェアを落とした。
一方、5位の韓国LG電子は前年の3.8%から5.2%に躍進。ソニー・エリクソン・モバイル・コミュニケーションズも上位に肉薄する勢いを示し、メーカー間のシェア争いが激化した。
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携帯市場は非常に大きくなっていて、今後も拡大していくでしょう。にも関わらず、日本のメーカーは世界市場で大きく出遅れていて、シェアで言えばノキアやモトローラの足元にも及びません。家電製品で世界市場を席巻する力を持つ日本のメーカーが、なぜ携帯では出遅れているのでしょう?
実は、日本で使われている携帯電話は日本独自の規格が使われおり、世界規格とは異なります。そのため、輸出用の携帯を作る場合、日本のものとはまったく違ったものを作らなければならないのです。いわゆる二重投資になってしまうため、輸出にはほとんど目が向けられていませんでした。実際、国内だけでも大きな売り上げを確保することもできましたしね。
ところが、日本の携帯市場は徐々に縮小しています。今後は日本メーカーも世界市場に挑戦せざるを得なくなるでしょう。そして、いわゆる「第3世代」携帯電話では世界規格が使われており、二重投資を回避できるようになりました。
技術力では日本のメーカーが大きく劣ることはないでしょう。世界市場に目を向けた日本メーカーが今後どの程度巻き返せるのか、注目していきたいですね。
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