BSE

2004年1月20日
アメリカでBSE感染牛が見つかって以来、アメリカ牛の輸入禁止が話題になっています。実際にはカナダからアメリカに入った牛が感染していたため、アメリカはすぐに輸入を再開するよう主張していますが、日本側は「アメリカの検査体制は不十分」としてクビをたてには振りません。

実際にどの程度の検査体制が必要なのか、全頭検査までやるのは過剰反応ではないのかという議論があり、それについては専門家でもないんでわかりません。ただ、日本でBSEが問題になったとき、「アメリカの肉は安全だ」とPRされてきたのがいかに胡散臭かったのかがよくわかりました。これを言い始めたのは吉野屋とかの外食産業業界だったんでしょうが、安易なPRに対してメディアが何も言ってこなかったことに不信感を持ちました。

つうのも、あの頃の新聞やテレビは「食の安全」を偉そうに説いて、日本の食品の安全管理などを色々と取り上げていたからです。そんな中で一番の問題となっていた牛の肉で、輸入量ナンバーワンのアメリカ牛の管理体制がなぜ話題にならなかったのか。米国産牛を使った外食産業界の安易なPRに載せられてたんじゃないか、という疑念が出てくるわけです。アメリカBSEが出るまでは、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアの管理体制は大丈夫なんて印象が結構ありましたからね。

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